S1000Rからのお乗り換えで、同じネイキッドながら全く別のスタイルを持つ、通称「ビースト」を納車させていただきました。
CR-1ガラスコーティングをフルコースで施工。
【比較モデル】
ビースト一本です!
【決め手】
この強烈な個性を放つフェイスに一目惚れです。
2016年モデルから興味はありましたが、2017年モデルを見た瞬間気持ちが決まりました。
【ご感想】
BMW S1000R(並列4気筒1,000cc)と比較しての感想です。
▼一番感動したのがハンドリングです。S1000Rはフロントの方が重たい感覚があり、コーナリング中に切れ込んでいく傾向があったのですが、SDRは過度に切れ込むことも抑え込む力を要することもない、最高のディメンションバランスです!一方でクイックさが必要な場面では、前方荷重を掛けやすいライディングポジションのおかげで、適切なハンドリング得られるマルチなシャーシに仕上がっています。車重はS1000Rの206kgに対して11kg増の217kgですが、切り替えしはとても軽やか。4気筒とV2ではエンジン幅が7割程(約50cm→約35cm)になるので、マス集中化とジャイロ低減の恩恵が大きいようです。
▼エンジンについては初めてのV2でしたが、これ、好きなやつです(笑)4気筒にはないドコドコした振動があり、それでいてレッドゾーンまでスムーズに、あっという間に伸びていきます。低回転での振動は強烈ですが、乗りにくい「ギクシャク」ではなく、むしろ街乗りでも扱いやすいトルクフルな特性を持っています。路面のトラクションを感じやすいのも◎。
▼良い所ばっかり書きましたが、優等生が好きな方にはハッキリ言っておすすめできません(笑)一昔前のKTM程ではありませんが、それでもクセが強いバイクです。ただ、見た目に惚れてしまえば全て許容できるレベルで、むしろそれに愛着すら湧いてきます。生まれ変わっても乗りたいバイク!