KTM RC8Rのここが賢い
ブローバイの排気方法が個性的なので紹介します。
2009年モデルのRC8R。
今年はこのバイクいろいろ遣ろうと思っていますのでRC8に興味のある方は、乞うご期待!
ガソリンタンク、エアークリーナーBOX、スロットルボディーを外したリアの
シリンダーヘッド周りです写真のヘッドカバー下の丸いホースがブローバイのホースで
エアイークリーナーBOXに取り付きます
ヘッドカバーを外すとホースも一緒に外れてカム等が現れます
カムホルダーを外し、排気側のカムだけを外し吸気側を残した状体の写真です。
吸気側のカムのギヤと反対側の写真ですが四角いプラスティック製の黒い煙突状の物がヘッドカバーの丸いホースへとつながります。
これは排気側のカム、何の仕掛けも御座いません。
ハーイこのとーり。
ジャジャーンこの写真が種も仕掛けもある吸気側のカムです向こう側の黒い物が上の写真で紹介した煙突見たない物です
手前のカムギアの穴が上の排気側のカムの写真と違うのが解かりますか。
吸気側カムにはこの様なノコギリ状の蓋が付ていて10個の三角な穴が開いています。
カムなので常時回転していますからオイルは遠心力ぶっ飛びますそしてエンジンの排圧はこの三角の穴から抜けて黒い煙突をとおり一番上の写真の丸いホースを通って排出されると言うわ開けです。
この穴に煙突がセットされる訳ですね近頃のカムは軽量化の為に中空になっているのでこれを利用して一石二鳥の賢い設計が凄いと思いませんか