
あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございました。
2022年もコロナウイルスに負けず、安心して楽しめるイベントと、より充実したサービスで、みなさまのバイクライフが一層素敵な時間となるよう誠心誠意サポートさせていただきます!
本年もオートハウスアツを何卒よろしくお願いいたします。
オートハウスアツ スタッフ一同
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先日「サブフレームがグラグラする」との症状で入庫した2009年式のKTM 690エンデューロ。
一般的にはシート下のフレームは「シートレール」といって、メインフレームに溶接やボルトでしっかり固定されているのですが、このモデルは、なんとシート下が燃料タンクになってシートレールを兼ねているという特殊構造!
樹脂製のタンクなのでメインフレームとの結合ができず、硬いゴム製のブッシュを介して固定されています。
調べてみるとどうやらそのブッシュが劣化してガタが出ている模様🤔
部品を調達して早速分解です!
赤丸の2カ所がブッシュを介して固定されています。
燃料タンクを吊り上げながらボルトを外してみると、そこには想像を絶する光景が…😨
…え?
なにこれ?
ヘラを突っ込んで掘り返してみる…
ねちゃ~…ボロボロ…
え、なんでこんな所にドライフルーツが?????
いやいや、元は左の状態(新品)でした🤣
12年の歳月でじっくりと熟成された半固体のブッシュを収穫することに成功!笑
ブッシュの受けをキレイに清掃して、新品のブッシュをインストール。
規定トルクで締め付けて、ガタは完全に解消しましたー!👍
今回はちょっと特殊なケースでしたが、ゴムのブッシュやダンパーは、他のモデルでも色々な所に使われています。
例えばハンドルクランプとトップブリッジの間やリアショックのフレーム固定部分など。
ゴムは長年使っているとどうしても、熱や振動、紫外線などで劣化していきます。
突然使えなくことはなく徐々にガタが出てくるので、その兆候を見逃さず早めに交換しておくと余計な修理費を抑えて快適に過ごせますよ👌
微妙な変化に一番気付けるのはオーナー様!
愛車と会話して、いいバイクライフを~🤗
試乗レビューなどは下記の他サイトも見てみてください。
まずは写真を見ながら各部をチェックしていきます。
個人的に嬉しいポイントを紹介!
一般的にスーパースポーツモデルといえば、ハンドルの切れ角が少なく、取り回しやUターンで不便に感じることが多いのですが、RS660はフューエルタンク前部がスリムな形状になっていることで、SSの割にすっごくハンドルが切れるんです!
写真はパニガーレとの比較で、パニガーレが実測27°の切れ角なのに対してRS660は実測31°。
一般的なネイキッドが35~40°程なのでそれにこそ及びませんが、実際に取り回してみると見た目以上に小回りが利くので、駐車場が狭い場合などでも快適です。
並列2気筒600ccクラスのスーパースポーツは、他に対抗馬が見当たらなかったので、並列4気筒で同じ600ccクラスのCBR600RRと主要諸元を比較してみました。
優れている項目は下線にて強調しています。
(以下、RS660=RS、CBR600RR=CBRで表記します)
項目 | RS660![]() | CBR600RR![]() |
---|---|---|
価格(税込) | 1,397,000円 | 1,606,000円 |
カラー | エイペックスブラック、ラバレッド、アシッドゴールド | トリコロール |
メーカー保証期間 | 2年間 | 2年間 |
まず車体の価格差は、209,000円。
国産車と外車では諸経費が異なるので、実際の乗り出し価格ではここまでの開きは現れませんが、それでもRSがいかにコストを抑えられているかが分かると思います。
RSのカラーは、ド派手な蛍光イエロー、クールなブラック、そして青紫と蛍光レッドの組み合わせが個性的なラバレッドの3色から選ぶことが出来ます。
項目 | RS660 | CBR600RR |
---|---|---|
エンジン型式 | DOHC 4バルブ 並列2気筒 | DOHC 4バルブ 並列4気筒 |
ボア×ストローク | 81×63.93mm(0.79:1) | 67.0×42.5mm(0.63:1) |
排気量 | 659cc | 599cc |
最高出力 | 73.5kW(100HP)/10,500rpm | 89kW(119HP)/14,000rpm※ |
最大トルク | 67Nm(6.83kgm)/8,500rpm | 64Nm(6.5kgm)/11,500rpm |
圧縮比 | 13.5:1 | 12.2:1 |
※CBRは121PSなので単位をHPに換算しています
異なるレイアウトのエンジンを比較して優劣を付けるのナンセンスなので、単純に「違い」としてご覧ください。
一般的に気筒数が多いほど高出力化しやすいので、並列2気筒なのに100HPというのは、CBRと比べ排気量差が60ccあることを考えてもハイパフォーマンスなエンジンであることが見て取れますね。
少ない気筒数で高出力が得られれば、パワーウェイトレシオにも大きく影響してきます。
ちなみに688cc並列2気筒の同クラスエンジンを搭載したMT-07は、72HPと控えめな最高出力です。
でもやっぱり、エンジンで一番大事なのは主観的なフィーリング。
こればかりは自分自身で乗ってみなければ分からないので、ぜひ試乗して体感してみてください!(結局!笑
項目 | RS660 | CBR600RR |
---|---|---|
タイヤサイズ(F/R) | 120/70-17 180/55-17 | ← |
ホイールベース | 1,370mm | 1,375mm |
シート高 | 820mm | ← |
キャスター角 | N/A | 24°06′ |
乾燥重量 | 169kg | N/A |
装備重量 | 183kg | 194kg |
タイヤサイズは二者とも同じ。
RSは180/60-17も履けることをメーカーが公表しています。
装備重量はRSが11kg軽く、少気筒のアドバンテージを発揮した作りになっているようです。
ただし、後述しますがCBRの方が3リットル多く燃料が入るので、その分の約4kgを差し引いて条件を揃えると、重量差は7kgに留まります(ガソリンは1.32~1.38kg/L)。
項目 | RS660 | CBR600RR |
---|---|---|
燃料 | ハイオク | ← |
燃費 | 20.4km/L | 17.3km/L |
燃料タンク容量 | 15L | 18L |
航続可能距離(目安) | 306km | 311km |
燃費はRSに軍配が上がります。
そして航続可能距離ではタンク容量が大きいCBRが勝るという、日本車らしいともいえる結果に。
ちなみに、公表されている燃費の測定方法が完全に同一か分からなかったため、あくまで参考までに。
項目 | RS660 | CBR600RR |
---|---|---|
フルカラーTFTメーター | ○ | ← |
IMU(慣性計測装置) | 6軸 | 5軸 |
エンジンマップ切替 | ○ | ← |
トラクションコントロール | ○ | ← |
クイックシフター | ○(アップ&ダウン) | △(アップ&ダウン) |
ABS | コーナリングABS | ← |
ウィリーコントロール | ○ | ← |
エンジンブレーキコントロール | ○ | ← |
スリッパ―クラッチ | ○ | ← |
ステアリングダンパー | × | ○(電子制御) |
サスペンションセッティング | F:プリロード、伸び減衰力 R:プリロード、伸び減衰力 | F:圧縮・伸び減衰力 R:N/A |
LEDヘッドライト | ○ | ← |
クルーズコントロール | ○ | × |
DRL | ○ | × |
コーナリングライト | ○ | × |
※△:オプション
どちらも多数の装備を備えた二者ながら、ツーリングで活躍する装備も多いのはRS。
高速道路で大活躍のクルーズコントロールやトレンドのデイライト、夜道での安心感が違うコーナリングライトといった、魅力的な装備です。
一方CBRにしかない装備としては、電子制御のステアリングダンパーやフロントの圧縮減衰調整といった、比較的マニアックな機構(RSにはステアリングダンパー自体が装着されていません)。
DUKEシリーズ以上にロングツーリングやキャンプツーリングを楽しみやすく、手軽にアドベンチャーの世界観にハマれると人気のスモールアドベンチャーシリーズ(スモール=400cc以下)に、待望の250が登場しました!
早速入荷したので詳しくご紹介していきます😆
カラーリングは、390 Adventure(以下390)にはない艶ありオレンジのカウルなので、ぱっと見でもよりKTMと分かる鮮やかさがあります。
390同様に大柄な車格は、排気量を超えた迫力!😳
展示車両のオレンジ以外にブラックもラインナップされています。
こちらはマッドな雰囲気が好きな人にも刺さるCoolなデザインです。
(個人的にはこれにオレンジフレームが大好物なんですが笑)
250と390はほとんどの部分が共通なので、今回は異なる部分だけに着目して書いていこうと思います。
共通部分については、以前投稿した下記の記事に詳しく書いているのでぜひ読んでみてくださいね。
まずは実車を見比べて外見上の違いを比較してみます。
それぞれの箇所を、390→250の順に紹介します。
随所にグレードダウン&コストダウンが見て取れますが、逆に言うとこれら以外はほぼ390と同じ装備を備えています。
例えば、シフトダウンのショックを吸収してくれるスリッパークラッチや、フロント170mm、リア177mmのストロークを誇る高い走破性のサスペンション、幅広で快適なシートなど、アドベンチャーの名に恥じない仕上がりとなっています。
続いて数値的な違いを比較していきます。
優れている点は強調しています。
項目 | 250 Adventure | 390 Adventure |
---|---|---|
車両価格 | 679,000円 | 779,000円 |
登録諸経費 | 67,610円※ | 113,710円 |
乗り出し価格 | 746,610円 | 892,710円 |
※ 自賠責保険を3年かけた場合
車両価格はちょうど10万円の差ですが、車検が不要な250の場合は購入時の諸経費に大きな違いがあるため、実際の乗り出し価格では15万円弱の差が発生します。
項目 | 250 Adventure | 390 Adventure |
---|---|---|
エンジン型式 | DOHC 4バルブ 水冷単気筒 | ← |
ボア×ストローク | 72×61.1(BS比0.85) | 89×60mm(BS比0.67) |
排気量 | 248.8cc | 373cc |
最高出力 | 22kW(30PS)/9,000rpm | 32kW(44PS)/9,000rpm |
最大トルク | 24Nm/7,250rpm | 37Nm/7,000rpm |
圧縮比 | 12.5:1 | 12.6:1 |
エンジンはDUKEシリーズと同様の違いがあります。
排気量は390に対して67%に当たる容量で、出力も同じく69%程にスケールダウンしていますが、街乗りや下道ツーリングには十分なパワーを有しています。
項目 | 250 Adventure | 390 Adventure |
---|---|---|
タイヤサイズ(F/R) | 100/90-19 130/80-17 | ← |
ホイールベース | 1,430mm | ← |
シート高 | 855mm | ← |
最低地上高 | 200mm | ← |
サスペンションストローク(F/R) | 170/177mm | ← |
キャスター角 | 63.5° | ← |
乾燥重量 | 156kg | 158kg |
装備重量(燃料満タン) | 約171kg | 約173kg |
シャシー周りは重量以外ほぼ同じ。
重量も2kgの差なので体感できる程の違いはありません。
そうなると、パワーウェイトレシオの面では390に軍配が上がりますね(250は5.7kg/PS、390は3.9kg/PS)。
項目 | 250 Adventure | 390 Adventure |
---|---|---|
燃料 | ハイオク | ← |
燃費 | 32.3km/L | 29.6km/L |
燃料タンク容量 | 14.5L | ← |
航続可能距離(目安) | 468km | 429km |
燃費は250の方が若干省燃費で、航続可能距離には40km程の差が出るようです。
とはいえ390でも400kmは走れるので、どちらも安心してロングツーリングを楽しめそうですね。
項目 | 250 Adventure | 390 Adventure |
---|---|---|
メーター | モノクロLCDメーター | フルカラーTFTメーター |
スマホ表示・操作 (電話・音楽など) | × | ○ |
トラクションコントロール | ○ | ← |
クイックシフター | × | △(アップ&ダウン) |
ABS | 通常ABS (リアのみ解除可) | コーナリングABS (リアのみ解除可) |
スリッパ―クラッチ | ○ | ← |
サスペンションセッティング | F:なし R:プリロード | F:ダンパー(伸び縮み独立) R:プリロード、ダンパー(伸び) |
ハンドプロテクター | ○ | ← |
スクリーン | ○(2段階調整可) | ← |
LEDヘッドライト | × | ○ |
快適性に関する物から走行性能に関する物まで、装備には結構違いがあります。
この違いが15万円とした時に、自分にとってアリかナシかというのが、机上での判断ポイントになるかと思います。
バイクウェア大手のアルパインスターズが、満を持して昨年9月に着るエアバッグを新発売しました!
安全性が高いのはもちろん、コードレスなのでバイクを乗り降りする際の煩わしさがなく、専用スマホアプリで作動やバッテリー残量を管理することもできます。
すでにたくさんの方にご購入いただいていますが、今までにない革新的な商品をより多くの方に知っていただくために、輸入代理店のスタッフの方を招いての体感イベント&説明会を開催します。
開催日時:2021年3月14日(日) 13:00~
開催場所:オートハウスアツ
内容:各サイズの着用感チェック、エアバッグ展開時の着用感・保護エリアのチェック、質疑応答など
参加方法:ご予約は不要です。開催時間に合わせてご来店ください。
※感染症予防対策のため、マスクの着用と、入店時の消毒にご協力ください。
近年安全意識の高まりと共に、従来の肩・肘・背中に加えて胸部のプロテクターも一般化してきており、高い保護性能のエアバッグが注目されています。
商品価格は98,890円(税込)と、一般的なプロテクターと比べると高価ですが、人間が投げ飛ばされるような事故では、固形パッドだけでは到底衝撃を吸収しれきれないので、命を護るためにも、サーキット、ワインディング、通勤などシチュエーションを問わず全てのライダーにおすすめします!
この機会に最新の技術に、見て、触れてみませんか?
予約不要でご参加いただけるので、お気軽にお越しください。
テックエアー5についての仕様やレビューについては下記サイトをご覧ください。
313ccという比較的小排気量ながら大柄な車体のG310GS。
兄貴分である大型GSシリーズの流れを汲んだダイナミックなフォルムで、新たなBMWファンも集める注目モデルですが、足着きの不安から手を出せないライダーの方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、弊社の試乗車をローダウン仕様にカスタムしました!
まずはこちらをご覧ください。
ノーマル状態の車両は、スペック上のシート高が835mm。
スタッフは身長174cm、体重60kgで、中足(土踏まずの前の骨)は余裕で着くもののかかとは完全に浮いています。
G310GSはサスペンションが柔らかくストロークもあるので、実際にまたがってみるとノーマル状態でも意外と見た目程高くは感じませんが、それでもやっぱりもう少ししっかり着いた方が嬉しいですよね。
続いてローダウン仕様。
ノーマル比-40mmで、計算上は795mmまで下がっています。
ご覧の通りあと少しでかかとが着きそうな高さで、ここまで下がればわずかに着座位置をずらすだけでしっかりと踏ん張ることができるので安心です!
身長が170cm弱の方でも体重が70kgぐらいだと、サスペンションが沈み込む分同じような足着きになるかと思います。
分かりやすくアニメーションにしてみました(笑)
今回取り付けたパーツは、パイツ&マイヤー社製のローダウンキット。
リアショックユニットを一度分解して加工し、ショック長が短くなりました。
後ろに合わせてフロントフォークも突き出しを増やしてバランスを調整しています。
パイツマイヤー社製ローダウンキット 32,340円
また、試乗車ということで以下のエンジンガード&タンクガードも装着しました。
スチール製の頑丈な造りなので、万が一の際にも安心です。
ヘプコ&ベッカー社製エンジンガード 26,950円
ヘプコ&ベッカー社製タンクガード 26,400円
興味がある方は、以前装着した時のブログ記事も読んでみてくださいね。
BMW Motorradが送り出した完全新型モデル「R18」が入荷しました~!
展示車両はクロームメッキが多用された「First Edition」。
これは眩しすぎます!!
詳細な写真をご紹介しながら、個人的にツボだった3つのポイントも合わせて入れ込んでみました(あくまで個人的にですのでクレームは一切受け付けません)。
バイクを台風から守るために最善の方法は、家やガレージなどの室内に避難させることですが、残念ながら実際には難しい場合がほとんどだと思います。
そこで今回は、屋外でバイクカバーを掛けて駐車するという前提での対策をご紹介していきます。
重たいバイクであっても思いの外すぐに転倒してしまうものなので、しっかりと対策しておきましょう!
※5つの対策の全てを施すことで効果が出る方法です
※この対策は私の経験と理論に基づくものですので、逆の意見もあります。参考意見としてお読みください。
一見するとセンタースタンドの方が、左右のバランスが取れて安定している気がしますが、タイヤが浮いてしまうセンタースタンドでは、前後の揺れ(ピッチング)や、スタンドを軸とした回転の動き(ヨーイング)が生じてしまいます。
支点となるスタンド接地面と重心との距離も近いため、横に倒れる可能性は高くなりますし、前に動くことでスタンドが外れて転倒するリスクも。
その点サイドスタンドなら前後タイヤが地に着いているため、回転や前後の揺れはほぼありません。
問題はスタンドが外れるリスクと反対側に倒れるリスクですが、これも後述の対策を講じることでほぼ回避できます。
ただし、もし対策5を施せない場合は転倒リスクが高まるのでセンタースタンドをお使いください。
ちなみに、サイドスタンド接地面がコンクリートや金属でない場合は、板などで接地面積を増やすようにしておきましょう。
風圧によってサイドスタンドには大きな負荷が掛かり、土や砂利、アスファルトなどにめり込んでしまうことがあります。
バイクの角度が起きることで、サイドスタンドへの負荷を減らす効果もあるので、アルミ製スタンドの車両にもおすすめです!
次に駐車場所について。
近くに壁や柱がある場合は、そちらにサイドスタンド側が来るようにし、できるだけ寄せて駐車しましょう。
サイドスタンド側に倒れる可能性は低いですが、万が一の時にも壁が支えになってくれます。
車体が前に動くとサイドスタンドが外れてしまうので、動かない様に対策しておきましょう。
まずはミッションを1速に入れます。
構造上ギアが入っていてもわずかに前後に動くので、止まるまで前に動かしておきます。
そしてタイヤに輪止めをかませてハンドルロックをしておけば、ちょっとやそっとでは動かないように。
土台が固まったらバイクカバーを掛けていきます。
カバーを掛ける前に、できれば車体に毛布などを掛けておきましょう。
何かが飛んできても傷が付きにくく、万が一倒れた場合にも損傷を抑えることができます。
次にバイクカバーですが、実はただ掛けただけでは風で膨らみ抵抗が大きくなり転倒しやすくなってしまいます。
「台風で倒れた」という場合はほとんどこのパターンなんですよね。
とはいえカバーをしないのは、雨や飛散物、防犯上心配なのでカバーありきで話を進めますね。
カバーが暴れたり下から吹き込んで来ない様にしっかり縛っておきましょう。
中央のベルトはもちろん、前後のチェーンロック用の穴にもロープなどを通して、ホイールときつく結んでおきます。
カバーが余っている場合は、バタつかないようにロープをグルグル巻きにしてもいいですね!
最後に丈夫なロープなどを使って、車体のできるだけ上の金属部分(金属製ミラーやハンドル)と柱を縛って仕上げれば、前後左右の転倒に対してかなり強くなります!
これが外れると一気に弱くなるのでしっかりと固定してくださいね。
もし柱などがなく固定できない場合は、センタースタンドを使うか、サイドスタンドと反対側を壁に寄せておきましょう(サイドスタンド側に倒れる可能性は低いため)。
色々対策を施しても、予想以上の突風や飛来物などで残念ながら損傷してしまう可能性も…。
その際に修理をご依頼いただく場合の手順をご説明します。
転倒して時間が経ってからバイクを起こした場合は、慌ててエンジンは始動せず、まずガソリン、エンジンオイル、冷却水が漏れていないか確認してください。
漏れていなければ始動して大丈夫ですが、大量に漏れている場合や判断が難しい場合は始動しない方が賢明です。
漏れていないなら、続いて自走して弊社へお越しいただけるかを確認してみてください。
ハンドルの曲がり、ブレーキレバーやクラッチレバーの折損、ヘッドライトやウィンカーの動作不良、カウルの割れなどを確認し、走行に支障がない場合はそのままお越しください。
自走可否の判断が難しい場合や自走できない程損傷している場合はロードサービスをご利用ください。
任意保険に付帯しているほとんどのロードサービスは、無料で利用できて保険料が上がることもないので安心です(全てとは言い切れないので要確認)!
もしくは車両メーカーの保証に付帯している場合もありますが、こちらは自然故障以外は有料なのでご注意を。
いずれも利用できない場合は、弊社が引き取りにお伺いすることもできるのでご相談ください(有料)。
台風後は各作業が混み合うことが予想されるので、引き取りまでに数日かかるかもしれませんがどうか悪しからず。