タイヤ交換

現在バイクのタイヤ交換は、正規のバイク店だけでなくあらゆるお店で請け負っています。
しかし中には、オーバートルクで締め付けられたためにボルトが少し伸びたり曲がったり、ホイールハブなどにクラックが入ってしまうことがあります。
バイクのボルト&ナット類は全て、メーカーが定めたサービスマニュアルを基に規定の締め付けトルクで締め付ける必要があります。
特に足周りは大きなトルクが必要で、足りなくても超えてもいけません
昔の職人技的な感覚に頼った締め付けは、素材や精度が進化した現代のバイクには合いません。
安全に直結する整備なので、タイヤ交換は規定の締め付けトルク熟知した正規ディーラーをご利用ください。

作業内容

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タイヤ交換の時に使うトルクレンチは主にこの三種類を使います。精度を維持するために、トルクレンチ自体を定期的に工具メーカーに送り、校正しています。
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膨大な数の締め付けトルクは、パソコンで管理し素早く確認できます。
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電子マニュアルがないモデルは、書籍として保管しています。
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アクスルシャフトの締め過ぎは、ホイールベアリングの寿命を短くしたりベアリングの抵抗が大きくなる原因です。メーカー指定の締め付けトルクでキッチリ締め付けます。
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キャリパーボルトは特に命に関わるので、最も気を遣う所です。
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アクスルのピンチボルトを締め付ける前にフロント全体をストロークさせて、アクスル部をなじませます。
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左右4本のピンチボルトを、何回かに分けて均等に締め付けます。
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最後にタイヤの表面のワックス分を脱脂して少しでもタイヤの慣らしが早く済むようにしています。

アツのタイヤ交換は他にホイールバランス調整窒素充填アツ購入バイクのみ)がセットになっております。
ご用命お待ちしております。